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2008-02

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今、思い出すこと - 2008.02.20 Wed

最近のできごと

教育省カリキュラム提案訪問
ジャカルタ餃子の会
課外授業開始 午後から毎日2時間ずつ
UNAS(卒業テスト)に向けて9年生受けもつ。
バレーボール三昧
恒例の日曜朝5時起きランニング


ネシアでは、日本のアニメが大人気です。
ほとんど放送されてるんじゃないかな。
5人のヒーローものまでやっとるもん。
小中学生には、一番はやっぱナルトかな。
よく、
「木の葉」はどういう意味だの
「九尾」って何だだの
日本に「忍者アカデミー」はあるかだの
聞かれます。
「内緒だけど、実は秘密組織で存在するんやよ。絶対内緒やよ」って嘘つきます。
しんちゃんの声もそっくりで、なのにネシ語で、ちょっとうけます。

昨日、はじめてこっちでドラゴンボール見たんだけど、
「餃子」が「チャオズ」でなく、「ギョウザ」って名前になってました。
そのままやん。かわいそうに。

でも、日本のアニメってすごいなぁ。


ネシアに来て、5ヶ月が経とうとしています。
授業を受けもって、毎日汗だらだら。

午前中は、9年生の授業。
彼らは、そろそろ卒業テストに向けて必死です。
「電流」や「磁界」の単元は、実験がなく、詰め込み式の彼らには
そんなに理解しやすい単元やないみたいです。

まだ、初めて触れてから1年も経ってない言語を使って授業するってのは、至難の業や。でも、夜中に必死で教材研究をしてたあの頃となんか似てます。
うまく子どもたちが理解できなくて、くやしくてくやしくて、工夫して授業を組み立ててた大変なあの毎日と。


NTCの頃、ちょっと感じてたことがあります。
それは、
(申し訳ないけど)
教員免許をもってない人、教員経験がない人が教員として任地に派遣されることについてです。

きっと、看護士免許がない人やそういう勉強をしたことのない人は、保健隊員として派遣なんて考えないやろう。他の職種だって多かれ少なかれそうやろう。
なのに、各専門知識としてならともかく、学校に正規職員として派遣されるなんて..
「ありえん!」って気持ちよりは、
「甘く見られたもんやな」って感じだったかな。
知っているってことと、教えるってことは別なのに。
でもまぁ、派遣されるのが現状で、
それが日本の教育水準の高さでもあるし、
教育じゃなく知識に重きを置かれていることでもあるし、
教員の絶対数が足りない問題があることでもあるから
そういうもんなんやろうって。

逆に、免許と経験のある僕は、
それなりのことができるかもしれんし
もしかしたら、それなりのことを求められとるかもしれん
って解釈してました。


今、日本とは違う場所で授業をする自分は、
はじめて中1と中2を担当して、毎日泣きそうになりながら明日の授業を考えてたあの頃をよく思い出します。
他の先生たちと肩を並べて教壇に立つ責任に必死て向かってたあの頃と同じです。
どうやってうまく説明するか、
どんな興味ひく実験を考えるか、
どうやって、悪ガキどもを面白くさせるか、
どこに小ネタをふりまくか、
ここで面白いあいつに一言言わせようとか、ここは退屈だから話術が必要だなとか


小ワザもいっぱい研究した。おもしろいんやて。
気体採取の実験用の水槽が1グループ分足りんくって、やべーなって思ってた。
横からの観察もしにくいし、第一見た目がわるいから、ケンカになるよなぁって。
で、当日 
「実は、今日は特別に1班だけバケツ使っていいことにするわ。なんと!青色やよ」とかおもしろおかしく話する。
すると、笑ってたやつらも、みんな水槽じゃなくてバケツをとりにくるんだなぁ。
単純だけど、素直なかわいい奴らやった。

そんな感じで、毎日本気やった。
だから
授業がうまくいかんと子どもたちに申し訳なくてしかたなかったし、
なんとかおもしろい授業を創ろうって毎日悪戦苦闘やったし、
時間をかけて努力して準備した授業は、子どもたちが気付いてくれたし、違った。

あの毎日があったから、
たくさんの子どもたちから、他の先生からも、そして親さんからも、
嬉しい声をいっぱいもらえた。

最近の日本のボクは、完成って勝手に解釈した授業をただやってただけやった気がする。
「わかりやすさ」や「テンポ」だけに絶対の意味をもたせようとしてたかも。
今、言葉でのコミュニケーションがうまくいかん中で、
どうやって笑わせるか、どうやって興味もたせるか、どうやって楽しいって思わせるか。授業を創っていく本来の楽しさをもっかい勉強させてもらっとる。
ほとんど催眠術かける練習だがね。
でも、おもろい。

免許と経験があるから
それなりのことができるなんて、それなりのことを求められるなんて
そんなたいそうな人間じゃないがね。思ってた自分が恥ずかしいがね。
ボクの得意分野は、
「どんなふうにみんなで明日の授業を楽しもうか」ってことを
アホみたいに長時間考えることしかないがね。

これに時間を費やせる自分があるのは、
日本の子らのおかげやと思う。
免許でも経験でもなく、
子どもたちと気持ちの共有をしてきた感覚やと思う。
あのまま日本におったら忘れとったことがいっぱいあるがね。

って感謝して、
「明日はどこで笑わそう」って薄っぺらい理科の知識を悟られんために
今日も必死で考えるがね。

実は、知識ないのを隠すためにやってるだけだがね。

music : 春風/くるり
photo:
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ホンモノを見る勇気 - 2008.02.07 Thu

5 UBUDの情景

13 UBUDの市場


最近のできごと

バティック挑戦
先輩隊員になる。
semester2(後期)始まる。
SMK(実業高校)遊びにいく。
秋篠宮夫妻との接見
インドネシア版授業研究会参加
Panti Asuhan(児童養護施設)で日本語教室
中学生とレンタルプレステのお店
日曜の朝の高校生とのジョギング
ふりかけに感動(タケチありがと)



後期がスタートしました。
任地も4ヶ月目です。
みんな何やっとるんやろう。オレは何やっとるんやろう。

実は、ここ数週間結構へこんでました。
活動の方向が見えないことは、すごいつらいよ。
インドネシア人のあったかさにも触れて、
子どもたちともたくさん仲良くなって、
毎日まっていてくれる友達もできたんだけど、
その分活動が不安でたまらんくなる。
何で、ここにおるんやろう。

jadwal(時間割)が変わる今学期からの活動を期待してたけど
何も変わらん。
子どもたちもかわいいし、先生もいい人たちだけど
Ujian National(統一テスト)で点をとることのみのために全力で、
朝の時間を繰り上げて、そのためのles
学校裁量時間をもフルに使った授業時間
教師が教科書を読んで暗記をさせる一方通行の授業
実験もないし、理科室すら使わない。(内容多すぎてできないのも事実)
しまいには、選択授業も教師側が意味がないと判断し、全て普通授業に振り替える。
(そのわりには、先生来んかったり、何やっとるのかわからん時間もあるんやけど)

でも、いい人たちだし、
でも、子どもたちはかわいいし、
でも、活動できんなんてのは、恥ずかしいし、
でも、存在も認めてもらいたいし、
だから大事な部分は見ないふりして
うまくふるまってるふりをする。

学校の歴史に鼻を高くしたり、学力の高さに全ての価値をおくこの学校では
そしてこの国では
授業内容を指摘することも、学び方学習を提案することも
あんまいいことじゃない気がするんだな。
嫌みじゃなく、
点数重視も、エリート育成も国にとっては必要じゃないことじゃないから。
そして、それをJOCVが入ることで問題提起しても、子どもたちのUjian Nationalの点数まで責任をもてない。

でも、やっぱり授業の子どもたちともつながりたい。
でも、なんのために日本に子どもたちを置いてきたのかわからない。
でも、ネシアの子たちとも本当の学校の楽しさを味わいたい。
誰にも言えん葛藤は苦しくて悔しくてしょうがない。

どうしよう。どうしよう。どうしよう。
つらい気持ちは、病気になるんだな。
なんで、JICAはオレをネシアに送ったんだ。
なんで、調整員はもっとしっかり任地調査をしないんだ。
なんで、この学校はJOCV欲しがったんだ。
そんなこと考える毎日は、もっとつらい。

結局、ネガティブの感情からは何も生まれんがね。
まったくつまらん毎日だがね。

今回のことで、ちゃんとものを見るってことがちょっとだけわかったかもしれん。
人間は、今の気持ちの状態でものを見ているから、無意識に見るものをよりすぐっていると思う。
それが大事で、助けられるときもあるけど、それが現状を見る目をねじ曲げ、フィルターをいっぱいかけ、本物をみる勇気を食いつぶしていっとることも多いと思うがね。
自分が今までの人生で積み上げてきたものや、理想に酔っぱらうのは気持ちいいけど、あんまかっこいいものやないんやと思う。
日本の教育をそのまま導入することも、日本と同じ授業をすることも、悪いこととは思わんけど、やっぱエゴだと思う。ベストのものじゃないし、その土地の大事なものを受け継いでいくことの方が本物だと思うから。

だから僕は、ここの子どもたちと一緒に、ここで授業を創ることにしたんだがね。
自分の気持ちを語学を駆使して配属先になんとか伝えた。
子どもとの時間を確保できそうかな。
これで進んだわけやないかもな。
生徒たちにも伝わらんかもな。
うまくいかんことも更にでてくるやろうな。
自分で言い出したことに責任をもてるやろうか。

でも、ここ最近の毎日で自分の殻には、ヒビがちょびっとだけ入ったかもしれん。
「現状を見て活動する」って任地の様子を見て活動するってことじゃないんやと思う。だったら、日本で働くことと変わらんもん。
JOCVは、何を見て活動をするんやろう。

JOCVは、深すぎる。
オレにたどり着けるんやろうか。
間違った方向に掘り下げとるんやろうか。
でも、やりなおしできるのは、やりぬいたあとの問題だから。
って、いい訳も上手になりました。

怖いけど、がんばってみるよ。

music : ティー/カジヒデキ
photo : のんびりヤシの木
    朝のお店

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ryokky

Author:ryokky
学ぶこと=意識の投影物をどんどんふやしていくこと。
どこでも、だれとでも学びはつくりだせるって証明するために…
インドネシアで全力投球の毎日です。

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